私がリフォームしようと決心したタイミングは、高齢の両親が我が家に引っ越す事が決まってからです。父親が、しばしば外出先でも、家でも転倒するようになり、数回救急車で病院に搬送された事をきっかけに、両親二人だけで暮らす事は難しいとの判断で、兄が介護しやすい、空き家の私の家に引っ越す事となったのです。私が一番初めに思いついたのは、廊下に手すりをつける事でした。次に和室の畳を床暖房付きの床に変え、ベッドを置けるようにする事でした。母からの要望は、古い暗い、浴室を明るく、使いやすい物に変えてほしいとの事でした。このリフォームにおいての自慢は、浴室が母の希望通りになったという事です。ユニットバスと脱衣室の入り口に段差がなく、手すりとベンチがついた、高齢者の両親が使い易いユニットバスの設定がTOTOにありました。カラーは温かみのあるベージュ、そしてアクセントとして一面に和風の幾何学模様があり、大変気にいっています。精神的には、家族が側にいるという事、時間を共にする事が増えた事。肉体的には、暖かく、使い易い場所で日常生活を送れる事が、両親にとっても良かったのではないかと思います。また家族にとっても良かった事と思っております。難点は、長年住んだ土地を離れなければならなく、知り合いがいなかった事。でも今は、もう元の家には戻りたくないと言うくらい、今の生活に慣れている状態です。 |